社交不安障害(SAD)授業参観本番
授業参観の様子を書きたいと思います。
授業参観当日朝は書いた通り行きました!
まず、次男の授業参観が先にあったので、
そちらの参観に行きました。
次男は長男とは真反対な性格でどちらかというとお調子者です。
今は学級委員にもなり、口が悪くやや短気というくらいで、特に問題はありません。
二分の一成人式の参観で、1人ずつ将来の夢を発表していきます!
次男の夢は料理人だそうで、絶対に諦めません、とかなんとか言ってました。
性格は私に似て適当なんで、まあ、信用なりませんが 笑
特に問題もなく、終わりました。がんばりました次男。
で、いよいよ、長男の授業参観です。
長男の方は体育館で行われます。
ドキドキしながら入って見てみると、、、
あれ、、やっぱり息子いてない?
無理やったんかな。
ま、いいや、
それでいいよ。
学校に来てて頑張ってるんやから、それでよしや。
と少しはガッカリしましたが、想定内だったので、ショックはありませんでした。
席に着いて少しゆっくり見てたら、
ピアノの陰に息子らしい人影がありました。
マスクをして、うずくまってだいぶ、咳き込んでいるようでしたが、います。
ただ、かなり、ヤバそうです。
過呼吸とかならんかな、と心配なるほどでした。
それでも、授業参観が始ます。
前の子に隠れるように、といっても、息子は飛び抜けて背が高いので隠れないのですが、
うつむき加減で立っています。
最初は歌でしたが、まだ、
マスクをしたまま、咳き込んでます。
歌が終わり合奏になります、
息子はリコーダーです。
マスクを外しリコーダーを吹いています。
それが、おわり、次は息子が嫌がっていた、
リズム掛け声?
リズムに合わせて声出ししていくやつです。
始まって皆それぞれのパートを大きな声でクリアしていきます。
私は息子のパートがどの辺なのかはわからなかったのですが、セリフは「けん玉検定全部で5枚」というのはわかっていました。
結局息子はセリフは言えなかったんですが、
言おうとしたようです、でも、息子が無理だった時に代わりに言ってくれる予定だった子も声を出したので被ってしまい、結局は言わずでした。
その時くらいから、見てると前かがみで猫背だった姿勢が少しずつまっすぐなって、堂々としてきてるのを感じてました。
ビデオも撮ってたのですが、前かがみで辛そうな息子を撮るのが辛く関係ない子ばかり撮ってました。私がビデオを撮ってるのがわかると余計に息子が緊張するかなと思ったのもあります。
長かったリズム掛け声も終わりました、
1年から6年までの思い出をスライドショーと共に振り返ってリズム掛け声するので、結構長かったです。
でも、楽しくできていました。
歌
合奏
リズム掛け声
で、第1部が終わりです。
そして、第2部。
親への感謝の言葉です。
1人ずつです。
絶対無理やん。
100%無理やん。
そう思いました。
その前に、親から子どもへの例の手紙が渡され、その場で時間をとって、それぞれ読みました。
これは、やはり、私の手紙が長く読みきれなかったようです。
中には泣いている子もいました。
私も泣いてる子をみて、泣いてしまいました。 息子は泣いてません。
なんせ、読みきれてないし。笑
そして、
子どもから親への言葉です。
息子はだいぶ後の方でした。
子ども達は泣いて言葉が言えない子や、おちゃらけな子色々でした。
いやー、
ここは泣かずには見られないところでした。
息子の番が近づいてくるのに、ドキドキもありながら、もし、無理で、またトラウマになったら、最悪やなーとか思いながら、いよいよ息子の番です。
「12年という長い間今まで育てて来てくれて、ありがとう、これからもよろしくお願いします。」
すんなり、立って言いました。
え、、。
言ったやん。
立ってるやん。
普通やん。
言葉はなんてない言葉でしたが、
たまらなく、泣いてしまいました。
ありがとう、頑張ったな!
ありがとう、良かったよ。
余韻に浸る暇なく、
最後の歌です。
マスクも外し、しっかり立って歌っていました。
最初はどうなることかと思ってたし、
辛そうな姿を見てると、もうほんとに舞台から降ろしてあげと欲しいと思うくらいでしたが、最後には、
あぁ、良かったなぁ、
来て良かった。
と心から思いました。
そして、ほんまに頑張った!!
素晴らしいよ。
他の子からしたら、なんてないことでも、息子にとったら、相当なこと。
それがわかるから、余計と感慨深かったです。
そして、担任の先生からの一言にまた、涙。
「この中には人の前に立つことが苦手な子、人前で話すのが苦手な子もいます。今日のこの日まで成功しなかった事もあります。でも、今日は完璧でした」と。
声を震わせながら言ってくれました。
息子のことです。
先生も辛かったとおもいます。
初の6年で、教師として色々な壁があったとおもいます。
この先生で、ほんとに良かったとはまだ言い切れない部分もあるのですが、
気持ちは伝わりました。
ありがとうございます。
参観が終わって、
息子に駆け寄って行くと、息子が
「オレ、頑張ったで」
と、言ってきました。
それにも、また、涙。
わかってるよ、頑張ったよ、ありがとう、良かったよ。
もう、どんなけ泣かせるねんっ。
私が書いた手紙は家に帰ってからこっそり読んでいたようです。
そして、
「心打たれたわ、ママの気持ちはよく伝わったよ」と言ってくれました。
9枚書いた甲斐があったかな。
そして、次は卒業式。
小学生最後の行事。
またまた涙は必須です。